古い家屋が並ぶ町並みを散策!カメラを持って「有松町並み保存地区」に行こう!

名鉄・有松駅からは徒歩ですぐの距離にあり、名古屋駅から電車で30分圏内にある有松町並み保存地区は、歴史的な美観地区として知られています。

江戸時代の古い街並みを保存している地区であり、街中を眺めて歩けば江戸時代にタイムスリップした気分に浸れます。名古屋の中でも白壁・主税・橦木、四間道、中小田井と並んで合計4地区が保護区に指定されています。

有松町並み保存地区の歴史は古く、江戸時代初期である慶長13年(1608年)に尾張藩の命により、旧東海道の池鯉附宿と鳴海宿との間に「茶屋集落」が開かれました。およそ200年後に大火によって焼失しましたが、藩の援助によりわずか20年ほどで復興、現在に至ります。

今でも、指定文化財である服部邸や武田邸、西町山車倉庫など江戸時代そのままの姿をした商家・家屋が10棟ほど残されています。また、有松絞りを旅人に販売したことで、絞りの町としても発展を遂げたことでも知られています。

現在でも絞りの店は数店舗残されていて見学して回ることができる、名古屋の中でも有数のスポットです。名古屋近郊で古い街並みを眺めながら散策したりカメラで撮影したり、お手軽に巡ることのできるスポットであり、おすすめです。