名古屋城金鯱展

名古屋城金鯱展 名古屋城

名古屋城に巨大アートギャラリーが出現。海と山に見立てた会場に、金鯱が鎮座します。

古来、火除け、水の神獣として崇められてきた鯱を城郭の天守に初めて飾ったのは織田信長でした。いざというとき、水を吐き、火事を鎮めてくれる。そんな力をもつ鯱に、天下人も願いを込めたのでしょうか。

名古屋城金鯱展 金鯱、16年ぶりに地上へ

鯱、獅子、龍、鬼、妖怪……。私たちの暮らしの中には、今でもさまざまな想像上の生物が息づいています。海と山に囲まれ、自然災害や疫病などの災厄と対峙してきた人々が、想像力というささやかな道具をたよりに、希望を生みだしてきた知恵だったとも言えます。
名古屋城の金鯱は、徳川家康が日本最大の天守に戴いて以来、さまざまな災厄ににらみをきかせ、ずっと、このまちを守ってきました。江戸時代は尾張藩の苦境を助け、明治時代は名古屋城の命運をつなぎ、戦後は復興をすすめる市民の心の拠り所に。歴史を振り返ると、どんなときも私たちのそばに金鯱がいたのです。

令和3年3月、名古屋の守護神、地上へ降臨。400年の歳月を超えてなお、変わらぬ輝きを放つ金鯱が、踏み出そうとする人々の祈りと願いを受けとめます。

名古屋城金鯱展 展示

見て、学んで、体感できるインスタレーション展示

遥かユーラシア大陸を旅してきた鯱のルーツや、古今東西、災厄と向き合ってきた鯱の仲間たちを独創的な絵図(イラスト:2yang)で表現。見て、学んで、体感できるインスタレーション展示です。

スタンダードコース

海シャチ・山シャチが織りなす世界観を体感できます。イラストレーター2yang氏の絵図展示(鯱ワールド、妖怪ワールド)の後、全方向から鑑賞できる「山シャチ」と、水盤に浮かぶ「海シャチ」をお楽しみいただけるコースです。

ショートコース

海シャチ・山シャチの姿を短時間で楽しめる、お時間のない方におすすめのコースです。

フォトコース

フォトコースの整理券をお持ちの方のみが立ち入れるスポットで、「海」に浮かぶ金鯱の近くでカメラマンによる記念撮影ができるコースです。撮影した写真はその場で、「名古屋金鯱展」オリジナルデザインの台紙に入れてお渡しします。データもプレゼント!

オリジナルのお土産

名古屋の郷土玩具を限定1,000個で復刻した「金鯱土鈴」をはじめ、金鯱展特別記念の「金の御城印」、「金シャチクリップス」など、名古屋城でしか買えないオリジナルのお土産を販売します。

本丸御殿 金の手鏡(全3種) 各750円(税込) 金シャチクリップス 700円(税込) 金鯱土鈴 1,500円(税込)

「名古屋城金鯱展」を記念した限定オリジナルグッズ、全15アイテム。

「名古屋城金鯱展」を記念した限定オリジナルグッズ、全15アイテム。

東日本大震災から10年という節目を迎える陸前高田市から、観光PRや物販・飲食ブースが出展。日本の産金のルーツでもある「みちのくGOLD浪漫」の出展もあります。※観光PRブースは、9:00-16:30となります。※飲食ブースの会場は、西之丸となります。

名古屋城金鯱展 概要

◎イベント名:
名古屋城金鯱展 KIN-SHACHI EXHIBITION ~守り神降臨、海と山の祈り~

◎期 間:
2021年3月20日(土・祝)~2021年4月2日(金)

◎時 間:
3月20日(土・祝)〜25日(木)は9時〜16時30分(閉門17時)
3月26日(金)〜4月2日(金)は 9時〜19時30分(閉門20時)
※本丸御殿への入館は、閉園の30分前まで

 ◎会 場:
名古屋城 二之丸広場(名古屋市中区本丸1-1)

◎料 金:
名古屋城観覧料〈大人500円、市内在住65歳以上100円、中学生以下無料〉が必要
※「名古屋城 金鯱展」への入場は無料

◎主催:名古屋市

 ◎特設ウェブサイト:
https://kin-shachi-2021.jp