名古屋の学校教育では、子ども一人ひとりに重きを置いた指導が行われています。
小学校1・2年生は30人教室が導入されており、きめ細やかな指導に徹しています。
その結果、基本的な計算力が向上し、欠席する児童が減りました。また少人数制度を実施しています。
1つの学級を複数の教員で指導したり、習熟度や課題に応じて少人数に分けて授業を行ったりします。
これによって基本的な知識の定着から、発展的な学習への移行がスムーズに行われます。
また名古屋では、学習支援ボランティアの協力を得ています。
総合的な時間には、保護者による読み聞かせや薬剤師から薬物乱用の危険性を学びます。
地域の消防団の協力のもと防災についての基礎知識を培う活動も行っています。
さらに「名古屋土曜学習プログラム」では、指定された小学校で伝統芸能や科学実験、郷土史の探索といった体験学習を開催しています。
これらの学習を支援・補助するのは、土曜学習いきいきサポーターと呼ばれる大学生です。